【読書】下落相場時に読む本

下落相場。

数日前まで続いていましたね。

この1年、穏やかな上昇相場が続いていましたから

投資歴1年未満の方は

ちょっとドキドキしていたのではないでしょうか。

私はと言いますと

移動平均線がデッドクロスを形成したあたりから

ムフフ、仕込み時が来た。

・・・とホクソエンデいました。(*’ω’*)

ダウ平均は、あっという間に

もとの水準近くに戻ってしまいましたが。。。

資産運用を始めたばかりの君へ。

20年前、資産運用を始めたばかりの自分が

下落相場に直面して

固まっていたとしたら

どんな本を手渡してあげるだろう。

ちょっと考えてみました。

「この本でも読んで、ちょっと落ち着いたらいいよ」と。

NightWalkerさんの「世界一ラクなお金の増やし方」

この本は、何度も繰り返し読んでいる

お気に入りの本。

カウチポテトポートフォリオの指南書です。

帯にも書いてありますが

『気づいたらアーリーリタイアできるほどお金が増えてました』

という、なんとも理想的な内容。

この中に

下落相場を利益にかえるシンプルな方法が書かれています。

私の脳みそに

特に刻まれたポイントがありましたので

紹介したいと思います。

キャッシュポジションを適度に確保しておく大切さ。

下落相場というものは

凡人にとって

本当に突然やってきます。

金融業界にお勤めの方ならいざ知らず

別業界で忙しく働いている方、

もしくは子育てに追われる主婦の方々にとっては

まったくもって予知は不可能。

暴落前というのは

だいたい上昇相場。

気も緩むし

ちょっと冒険して

リスク資産をいつも以上に買っちゃったりするわけです。

この好調な相場が

いつまでも続くような気持ちになっちゃうんですよね。

しかし、しかしですよ。

こういう利益が乗ってる時期に

リバランスをかねて

キャッシュポジションを増やしておくのです。

いずれ来る、下落相場に買い増しするために。

じつは私もですね、

こんな考え方ができるようになったのは

ここ5~6年のことです。

20年資産運用をやってきて

ここ5~6年ですよ。( ゚Д゚)アワアワ

それなりにビミョーな失敗を重ねて重ねて

学んで学んで

いまはカウチポテト一筋。

下落相場時にリバランスを兼ねた買い増しは

ものすごく気持ちが良い。

積み立て投資を停止しない。

わたし、積み立てを一時停止していた時期があります。

かの有名なリーマンショックの時期。

大きな滝から激しく水が落とされるがごとく

信じられないスピードで資産が消えてゆく。

2007~2008年。

見たこともないチャートの形。

じっくりじっくり少しずつ

でも着実に真面目に積み立ててきた資産が

あっという間に溶けてゆく。

本当にあっという間にです。

仕事が終わって、疲れた体。

夕飯を作り終えてから、主人が帰ってくるまでの間

チャートを見つめる私。

そっと、積み立て停止の手続きをしました。

それからしばらくした、2009年の春頃。

積み立て停止の手続きをして

半年は過ぎていたと思います。

ひさしぶりに見る証券口座。

散々な状態になっていましたが

よく見るとチャートは少し上向いていました。

そろそろ少しずつ、積み立て再開するか。

そんな気持ちになってきて

積み立てを再開。

なんだかんだ言って

投資を全くしないのも淋しかったんですよね。

このときの決断が

保有資産の成長に大きく貢献することになります。

長期投資という長い旅のゴールに思いを馳せる。

私は長期投資をしています。

できれば、死ぬまで。ボケるまで。

自分のペースで、楽しく続けたい。

まだまだ何十年とゴールは先の先。

これまでの20年は、どちらかというと

リスクを上げながら

自分にとっての『ちょうどいい場所』を

探してきました。

いまは、カウチポテトで落ち着いています。

上昇相場が来ても嬉しいし

下落相場が来ても嬉しい。

ちょうどいい距離感。

この先の20年は、

年を取ったり

退職したりすることで

リスクを下げながら

今後の資産運用の在り方を考えることもあるかもしれません。

いつも自分の心が穏やかでいられる道を

選んでいきたいと思っています。

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