経済評論家の山崎元さんが息子さんへ書いた手紙を読んで思ったこと。

こんにちは。ゆったりこ(@yuttaricoo)です。

本日は、インデックス投資を用いて資産運用の簡単で効率的な方法を世の中に広めた経済評論家の山崎元さんが18歳の息子さんに書かれた手紙を読んでみて、思ったことを書いてみたいと思います。

【期間限定】山崎元・著『経済評論家の父から息子への手紙』から、息子へ書いた手紙を全文公開

手紙は、大学を無事に合格したことへのお祝いの言葉から始まります。

息子さんが自分で目標を立て、努力し、その目標を達成したことを親としてとても喜ばれているのが伝わってきます。

息子さん本人の努力を褒めながら、奥様のことにもふれており、お弁当作りをかかさなかったことや、PTA活動に参加して情報収集をしたこと、話し相手になり日常をともに積み重ねたことを「貴君の母ガチャは大当たり」だったとユーモラスに書かれていらっしゃるのは、涙があふれそうになりながらにこの手紙を読んでいたところに思わず笑いをうんでくれました。

山崎氏は「自分のような息子」が欲しいと思っておられたようで、自分よりも背が高く、自分がかつて入りたかった理系に入り、自分よりも遥かに性格のいい息子さんに育ってくれたことで、親孝行は18歳の時点でもう十分にできていると伝えています。

(この先も君のそばで君の活躍や幸せを見ていたかったなどと書きたくなるところですが、そのようなことは書かれていませんでした。

子を持つ親であれば、そう思ってしまうのも十分理解できますが、それを書かない潔さを感じました。)

この先は、頼みたいことは何もないので好きなようにやればいいと、

少し変わったことを選択したとしても、その意図が理解できるものであれば私は息子の味方だと書かれていました。

また、山崎氏のお父様のようにうまく子育てはできなかったかもしれないけれど、父親らしい気分を味わえたことに感謝されています。

最後にインデックスファンドとの付き合い方にもふれており、ユーモアたっぷりの素敵なお手紙だと私は感じました。

私は山崎氏とお会いしたことはないので、お人柄はよくわかりませんが、この手紙を息子さんに書くことで、息子さんの今後の人生に少しでも関わり続けることを願われたのかもしれないと思いました。

自分が思っていることは、何かしらのかたちで相手に伝えないと何も伝わらないと考えさせられました。

もしよろしければ読んでみると心にグッとくるものがあるかもしれません。

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