こんにちは。ゆったりこ(@yuttaricoo)です。
20年以上資産運用をしていると、時おり思った以上に急成長してくれる銘柄があります。
今回は、気づいたら約5倍になっていた銘柄のことを書きたいと思います。
この銘柄を積み立てていたのは、2010年から約2年ほど。
当時はリーマンショックの後で相場の状況もあまり良いとは言えない雰囲気でした。
【読書】下落相場時に読む本
自分の証券口座も散々な状態でしたし(マイナスだらけで真っ青)、
ログインもせずしばらく放っておいた時期もありましたが
やっぱり投資をしないと、わたしの理想である「ちょっと裕福な老後」にいつまでたっても到達できない気がして
当時30歳前後、相談相手もなく、投資仲間の全くいない孤独な決断でしたが
月に2~3万なら積み立てできなくもないし、今後の世界の経済成長を信じてやっておこうかな!
という気持ちがふっと湧いてきたタイミングで積み立て設定をしたのが
「三井住友TAM-外国株式インデックスe」でした。
今でこそインデックス投信の信託報酬が0.55%なんて高い!!と思いますが、2010年当時は最安値の部類でとても良心的な額に感じました。
毎月2~3万を約2年ほど継続して、5~60万を積み立てたところで妊娠がわかり、
はじめての妊娠の上につわりがとんでもなくしんどかったので
仕事は好きでしたし、つみたて投資を継続したい気持ちは山のようにありましたが断念しました。
収入がなくなってしまったので、積み立てできる原資もなく、積み立て設定を停止。
そこからは怒涛の勢いで、出産から初めての赤ちゃんの世話が始まり第2子もうまれ
息継ぎをする暇もないまま10年以上が経過しました。
現在の評価益。
・三井住友TAM-外国株式インデックスe
評価額 約268万円
評価益 約211万円
まとめ。
お給料の一部を積み立てて約50万円投資した後、2012年~2024年まで放置するという事態になってしまいましたが、
結果は12~13年間で約5倍へと資産が増加しました。
これは投資の話でよく出てくるところの、
「(生きてる人の中で)投資で最も資産を増やせる人は、投資をしていることを忘れていた人」
これに当てはまる条件を満たしていたことに尽きると思いました。
20年資産運用を続けてきて、私の中で感覚的にざっくり計算するときに用いている法則が
インデックス投資は10年で約2倍
というものです。
本当にざっくりの感覚的なものですが、72の法則に当てはめてもあながち大きな乖離があるわけでもないので、わたしの個人的な資産の計算ではこの法則を使っているのですが
今回の「三井住友TAM-外国株式インデックスe」という銘柄においては
リーマンショック後の停滞期にたまたま積み立てておいて、その後ほったらかしにせざるをえなかった環境もあり、運よく12~13年で約5倍という増加を見ることができました。
本当にびっくりです。
今後、突発的な世界情勢の動きで、どんな下落相場がやってくるのか、また、どんな上昇相場がやってくるのか一般人の私には知る由もありませんが、
収入が少なかった20~30代の時期に少額でも積み立てておいたものが、
40代の今になって自分の想定していた以上に良い成績をおさめてくれる場合もあるということを
実体験をもとに、投資を始めたばかりの方々に知っていただいて
少しばかり夢をもって希望をもって未来に進んでいってもらえたらという気持ちで今回の記事を書いてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
わたしは、出産・子育てで収入が途絶えてしまったため、入金力を拡大する、入金を継続することはできませんでしたが、この本の著者はそれを続けて大きな資産を形成されています。
【おすすめ書籍】「第3版 ほったらかし投資術」年6%で20年運用したら1億円に