こんにちは。ゆったりこ(@yuttaricoo)です。
インフレについて、きちんと考えたことはありますか?
わたしは、自分の人生に関わってくるものとして
頭の隅には置いてあるものの
ちゃんと考えたことはあまりありませんでした。
しかし、ある図を見ていたら
そうも言っていられないと感じましたので
今回はインフレによって老後資産が目減りしないようにするためには
どうしたらいいのかを考えてみたいと思います。
恐ろしい図
わたしがハッとさせられた図をご紹介したいと思います。
学校では教えてくれない「インフレと貯金」。資産形成において現状維持は衰退であると知っておいてほしい。今持っているなぜなら、現金が将来同じ価値である可能性は低いから。現在の政府目標のインフレが続いたシミュレーションではとんでもないことに↓ pic.twitter.com/dMKUgJuLFs
— おしろまん@資産形成の図解屋 (@oshiromandayo) May 20, 2023
仮に23歳の私が、投資なんてこわいと言って資産運用に目覚めず
せっせと毎月5万円ずつ銀行に積み立て貯金していたとしたら
34年後には約2000万円になっています。
これで老後2000万円問題は解決したと思ったのも束の間、
もうその頃には、
そのお金は2000万円の価値がなくなっているかもしれない
という図です。
なんと恐ろしい図でしょう。
でもこれが現実だなと思っています。
現在、政府がすすめているインフレ率2%という値は
こんなにも老後資金に大きな影響を及ぼす数値だということを
改めて認識いたしました。
怖い。怖すぎです。
最後はおひとりさまだから、備えあれば憂いなし。
わたしは結婚した当初から、
わたしたちに子どもができてもできなくても
主人が天寿を全うしたら
わりと早めの段階で、なにかしらの施設で過ごそうと決めていました。
仮にひと月20万円かかるとして
10年施設でお世話になるのならば2400万円、
自分の意志に関係なく20年お世話になる羽目になってしまったならば4800万円は必要です。
年金はおこづかい程度しかいただけないと仮定して、その全額を趣味に充てたいならば
この4800万円は自分が若くて元気で、体も頭もよく働くうちに
できるだけ貯めておいた方があとあとラクに暮らせる。
そう思って資産運用を続けてきました。
わたしは、結婚してもしなくても、子どもがいてもいなくても、
どちらの人生にも幸せはあると思っている方なので
本当にそれは個人の自由で好きに決めて、幸せに生きていけるのが一番いいと思います。
ただ、どんな人生にも老後生活というのは必ずやってきます。
まとめ
老後生活をより穏やかに、経済的にも精神的にも余裕をもって暮らしていくためには
20代や30代のうちから
おぼろげでいいので
自分が将来シニアと呼ばれる年代になった時
どんな生活を送っていきたいかを考える必要があります。
大まかでいいので、その時期に必要になりそうな金額を計算し逆算して
今から数十年かけてゆっくりと準備を続けていけば
60代以降、笑顔で楽しく過ごせる時間をたくさん築けるのではないかと考えています。
そういう気持ちをもって
しずしずとインデックスの積み立て投資を続けています。