今更ですが、ジュニアNISAを始めました。
ジュニアNISAとは、子ども名義で年間80万円まで非課税で投資できる制度です。
新規に投資が可能なのは、2023年末までなので最大80万円×2年=160万円までになります。
2024年1月以降は、払い出しができるようになりましたので資金が拘束されることがなくなり使い勝手がとても良くなりました。
うれしい!
ここなんですよ。
わたしが今までジュニアNISAを利用してこなかったのは、こどもが18歳になるまで払い出しができなかったから。
売却益の20%非課税はとても魅力的ではありましたが、急にこども関係で資金が必要になった場合などを考えると、18歳までの資金拘束がどうしても気になって口座開設できずにいました。
しかし、ここにきて2023年末での制度廃止に伴い、資金拘束リスクがなくなりましたので
ありがたく非課税の恩恵を受けることにしたのです。
我が家のこどもは小学生と幼稚園。
まだ小さいこともあり、長い間、投資資金を寝かせて複利の恩恵にあずかりたい。
いままで投資資金を拘束されることが気になって、ジュニアNISAを躊躇していたご家庭も
今年・来年は活用しやすくなりましたね。
満額まで投資しなくても、月に1~3万円とか児童手当が出たらジュニアNISA口座で積立投資するなど部分的でも十分に活用しがいがあります。
ジュニアNISAの使い道は?
以前、セゾン投信の信託報酬が気になるという記事を書きました。
セゾン投信は、多くの方に支持されている人気のある投資信託の会社です。
我が家もこどもが赤ちゃんのころから地道に少額から積み立ててきました。
こどもが60代になるころには、おそらく社会保険料はもっと上がり、年金制度がなくなることはないにしてももらえる額は減っていくでしょう。
退職金も出るかもしれませんが、潤沢と言えるかは定かではありません。
ならば第2の退職金として少しでも生活のたしになればと考え、積み立て始めた投信でした。
しかし近年、低コストで純資産が潤沢な投信が増え
セゾン投信の信託報酬の高さがどうにも気になるようになりました。
そこで、ジュニアNISAの制度を活用して、お乗り換えをすることにしたのです。
セゾン投信で積み立ててきました投資資金は100万円ほどになっていました。
ジュニアNISAを使って、低コストのインデックスファンドを購入し
あとはのんびり育つのをあたたかく見守ることにします。
こどものマネーリテラシーがダメにならない程度に
モーニングスターの金融電卓を使って、あれこれ試案しながら決めました。
『100万円を50年間運用して1000万円にする』作戦です。(運用利回り4・8%計算)
まとめ
大手のSBI証券や楽天証券でお世話になることも考えましたが
すでに別の用途でこども名義の口座が開設され、投信積み立ても始まっていますので
50年以上寝かせることを想定して、気持ちよく忘れ去ることができるようmonex証券でジュニアNISA口座を開設しました。
どの投信を活用するかは、だいぶ考えました。
自分のことであれば、そんなに悩まず「まずは小さく始めてみよう!」といった感覚でさくっと決められる性分ではありますが
こどものことになると、ものすごく考えてしまいます。
今現在であれば、世界経済を牽引しているのは紛れもなく米国なので
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に任せたい気持ちもありますが
50~60年後、世界のどの国がトップにたっているかなど誰にもわかりません。
考えに考えた結果、
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に決めました。
年初に一括投資するのが投資効率が良いのは承知の上ですが
20年資産運用を続けるほど、「積み立てる」という作業が好きなので
¥4000/毎日積み立てすることにしました。
毎日毎日、なにもしなくても自動的に積み立てられていく感じ。
好きです(^^)
今年は相場の乱高下が続いていますので
毎日¥4000ずつオールカントリーを積み立て続けたらどうなるか。
これから資産運用をはじめたいと考えている方、
ここ1~2年で資産運用を始めたばかりの方、
ジュニアNISAを活用したいと思っているご家庭の
参考にしていただければ嬉しいので
時折、記事にしていきたいと考えています。
50年後の1000万円の価値はどのくらあるでしょうね。
車一台分くらいでしょうか。
寝かせても軽自動車が普通車程度ではないでしょうか。
入金力が大切です。
コメントいただき、ありがとうございます。
そうですね。入金力、大事ですね。
1000万円の価値が車1台というのは若干淋しいですが、我が家は他の口座で少額ですが毎月入金を継続していますので、この口座はこのままで、時々こどもに見せたりして、投資をするとこんな風に資産は動くんだよということを少しずつ学んでもらえたらいいな・・といった感じで活用していく予定です(^^;