こんにちは。ゆったりこ(@yuttaricoo)です。
「勝間式 人生戦略ハック100」を読みました。
勝間さんは私より10年ほど先を生きている方なので
40代の私では見えていない、わかっていないことが見えていらっしゃいます。
その部分を押しつけがましくなく
・こう考えたらいいんじゃないの?
・こうしておいたらいいのでは?
といった感じで、やわらかく提案してくださっているのが
とても好感がもてました。
その中でも、お金に関する章がとてもためになりましたので
人生の先輩はどんなことを考えて暮らしているのか知りたい方は一読されてはいかがでしょうか?
ドルコスト平均法で資産を30年で8倍にする。
例えば月々5万円を積み立てれば年60万円になります。
10年で600万円になるのが銀行の預金です。
でも、10年運用するだけで1200万円になるというのがドルコスト平均法です。
これは、自分でも実証済みですので
いま20代30代の資産形成初期段階の皆さまには
本当に気づいてほしい事実です。
ここからがさらに大事なポイントで
世界株式インデックスファンドの運用で
20年で4倍になります。
30年では8倍になるそう。
30年は、わたしにとってこれから到達する領域ですので
ちゃんと実証していきたいです。
というか、実証することが楽しみで仕方ないですね。
種まきの時期。
現在の日経平均のようにたくましく上昇している相場時、
ホクホク感を味わっている人たちは
それ以前の下落相場の時期にちゃんと種まきをしてきた方々です。
資産運用の初期段階でドルコスト平均法を始めて
1年目、2年目、3年目とマイナスになるかもしれません。
でも、それでいいんです。
それでも淡々と、知らぬ顔して種をまき続けていくと
5年目10年目には、ふわっと花が咲きます。
その花は、下落時に怖がらず種をまき続けたご褒美です。
まいた分だけ上昇相場時に花が咲き誇ります。
証券口座にログインしなくてもいい。
下落時は証券口座にログインしなくてもいい、とのこと。
これは正しくそうですね。
資産運用を始めることで、自分の資産が減るのを見たくないから始められないという方は
下落相場時には口座を見ないというのが最善の策です。
別の記事でも書きましたが、
わたしは20代でリーマンショックを経験したときに
怖いもの見たさでしょっちゅう口座をのぞいては肩を落としていました(笑)
今のわたしがその時のわたしに声をかけるのであれば
そんなの見なくても大丈夫だよ!
です。
知らぬ存ぜぬでしれっと積み立てを自動で続けておいて
上昇相場が戻ってきたころに毎日でも口座を見に行けばいいだけの話です。
下落相場時に積み立てられた口数の増加で
利益の増加もグングン感じられることだと思います。
まとめ。
積み立てる額は、お給料の10~20%くらいでいいと思います。
10%を全世界株式インデックスファンドへ、
10%を非リスク資産の現金積み立てへ。
もし、それぞれ20%ずつ積み立てできている方は優等生ですね。
それ以外のお金は、使い道がなければ銀行に入れておいてもいいと思いますが
20代や30代の方々は、欲しいものがいろいろあって当たり前だと思いますので
使ってしまってもいいのではと思います。
ただ、一度積み立てたお金はどうしても必要になった時以外は
そのままにしておいてください。
資産運用が安定してくるのは、この本にも書かれていますが
5年目以降です。
わたしは、10年はみておいてもいいと思っています。
20代30代の皆さんは、40代なんてまだまだ先と思っていると思いますが
20年なんて過ぎてしまえば、あっという間です。
これは本当です。
20代30代のうちにシンプルな資産運用の仕組みを作って
あとは見守っていくだけで
40代になった時、あのとき気づいて始めておいて本当に良かったと思える日が来ます。
始めたころには気づかないくらいの小さな差が
20年たつ頃には大きな差となり、安心感となって、心の安定につながります。
この本は、お金のこと以外にも
自由に楽しく自分らしく生きていく方法がたくさんちりばめられていますので
この中のいくつかをピックアップしてやってみると人生をより豊かにできるかもしれませんね。
「100歳時代の勝間式人生戦略ハック100」
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